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<動画配信のお知らせ>NEROミニレクチャーシリーズ Vol.3 ~根本雄伯氏トークイベント~

2024年11月18日に開催したNEROミニレクチャーシリーズVol.3~根本雄伯氏トークイベント~の模様を、期間限定で動画配信いたします。


当初は一部のみを配信予定でしたが、皆様のリクエストにお応えしまして、全編配信いたします。

下記のフォームよりお申し込みください。


★お申し込みはこちらから


【NEROミニレクチャーシリーズVol.3~根本雄伯氏トークイベント】

2024年11月18日(月) @ネロ楽器

配信期間:2025年1月19日(日)まで


フランスを拠点に、ホルン奏者・指揮者・編曲家・作曲家・教育者・音楽祭の企画など多彩な活躍をされている根本雄伯氏をお迎えしてトークイベントを開催いたしました。ホルンという楽器の変遷を交えながら、作曲家達がどうやってホルンをオーケストラの中で使ったのか、そしてそれをどう編曲に活かしていくか、といった内容を凝縮してお話ししていただきました。ぜひご覧いただけますと幸いです!


主催:株式会社 ネロ楽器 特別協力:コンセール・パリ・トーキョウ

 

【根本雄伯 編曲楽譜リスト】


★の楽譜は、1/19(日)までネロ楽器にてサンプルを閲覧可能となっております。

ぜひご覧いただけましたら幸いです。


★ラフマニノフ:Vocalise(ホルン+ピアノ)

★ライネッケ:チェロ・ソナタ第1番 イ短調 Op. 42第一楽章(ホルン+ピアノ)

・ライネッケ:チェロ・ソナタ第1番 イ短調 Op. 42第二、第三楽章(ホルン+ピアノ) 

・ライネッケ:チェロ・ソナタ第1番 イ短調 Op. 42第四楽章(ホルン+ピアノ)

・サン=サーンス:「あなたの声に私の心は開く」サムソンとデリラより(ホルン+ハープ)

★ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(ホルン+ハープ版)

・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(ハープ入り室内楽アンサンブル版)

★モーツァルト:「魔笛」より9曲(木五)

★ラヴェル: ピアノ協奏曲ト長調 第1楽章(木五+ピアノ)

★ラヴェル: ピアノ協奏曲ト長調 第2楽章(木五+ピアノ)

★ラヴェル: ピアノ協奏曲ト長調 第3楽章(木五+ピアノ)

・ドビュッシー:交響詩「海」 第1曲「海の夜明けから真昼まで」(木六+ピアノ)

・ドビュッシー:交響詩「海」 第2曲「波の戯れ」(木六+ピアノ)

・ドビュッシー:交響詩「海」 第3曲「風と海の対話」(木六+ピアノ)

・ドビュッシー:小組曲(木六+ハープ)

・マーラー:亡き子をしのぶ歌 第一曲「いま晴やかに陽が昇る」(木五・弦五・ハープ・メゾソプラノ版)

・マーラー:亡き子をしのぶ歌 第二曲「なぜそんなに暗い眼差しだったのか、今にしてよくわかる」(木五・弦五・ハープ・メゾソプラノ版)

・マーラー:亡き子をしのぶ歌 第三曲「きみのお母さんが戸口から入ってくるとき」(木五・弦五・ハープ・メゾソプラノ版)

・マーラー:亡き子をしのぶ歌 第四曲「いつも思う。子供たちはちょっと出かけただけなのだと」(木五・弦五・ハープ・メゾソプラノ版)

・マーラー:亡き子をしのぶ歌 第五曲「こんな嵐のときに」(木五・弦五・ハープ・メゾソプラノ版)


●上記の楽譜は、下記サイトからご購入いただけます。

ぷりんと楽譜 http://www.print-gakufu.com/ (楽譜提供:from30)

@ELISE http://www.at-elise.com/ (楽譜提供:from30)


●下記のサイトからも、根本雄伯の編曲作品をご覧いただけます。

 

【根本雄伯 Takénori Némoto プロフィール】


鎌倉出身。3歳よりヴァイオリンを、4歳よりピアノとソルフェージュを始め、指揮法、楽理を学ぶ傍ら藤沢市立第一中学校入学と共に吹奏楽部に於いてホルンを始める。神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校に入学したのち古田儀佐エ門、伊藤泰世各氏にホルンを、指揮法を佐藤功太郎氏に師事。

 

東京藝術大学入学後山元俊夫、千葉馨、守山光三の各氏にホルンを、中川良平氏に室内楽を、藤井和興氏、アンリエット・ピュイグ=ロジェ女史にソルフェージュを師事する。第一回京都フランス音楽アカデミーに参加した際講師として来日していたジョルジュ・バルボトゥ氏に強く留学を勧められ、1992年フランス政府給費留学生として渡仏。同年パリ・エコールノルマル音楽院へ入学、一年間バルボトゥ氏のもとで研鑽を積んだ後パリ国立高等音楽院のアンドレ・カザレ氏のクラスへ入学。1996年ホルン、室内楽共に満場一致の一等賞を得て卒業。さらに翌年パリ・エコールノルマル音楽院の最高位演奏家ディプロマ過程を満場一致並びに審査員特別賞を得て卒業。同時にフランソワーズ・ビュッフェ=アルセニジェヴィック女史のクラスに於いてピアノ教育家のディプロマを取得。その後パリ国立高等音楽院の第三過程室内楽科に於いてモーリス・ブルグに師事、クラリネットのアレクサンドル・シャボー(パリ・オペラ座管弦楽団副首席)やファゴットのマルク・トレネル(パリ管弦楽団首席)らと共にゼフィール木管五重奏団を結成、マルセイユ国際木管五重奏コンクール『アンリ・トマジ』で第二位獲得後約10年に渡りヨーロッパ各地で数多くのコンサートに出演。また千々岩英一(ヴァイオリン/パリ管弦楽団第二コンサートマスター)と永野英樹(ピアノ/アンサンブル・アンテルコンタンポランソリスト)と共に『トリオ・ソル』を結成、ブラームス、リゲティを中心としたプログラムで様々な音楽祭に出演。難曲として知られるリゲティのホルントリオは宮崎国際音楽祭に於いても野平一郎氏と漆原朝子女史と共に演奏を行った。

 

トゥーロン国際コンクール入選、金の樫国際コンクール入選(イタリア)、トレヴ―国際コンクール第3位等ホルン奏者として国際舞台で研鑽を積む傍ら作曲でもローマ国際トーナメントで入選、パリ市、ブザンソン・ヴィクトル・ユゴー管弦楽団、チェコ文化会館、ヌーヴェル=アキテーヌ室内管弦楽団等から委嘱を受けている。また編曲家としても知られ、パリオペラ座のために編曲したカール・オルフのオペラ『月』、ペニッシュ=オペラのために編曲したエンゲルベルト・フンパーディンクのオペラ『ヘンゼルとグレーテル』はショット社より貸し譜として出版され毎年ヨーロッパ各地で演奏されている。またヴァイオリニスト滝千春のために編曲したヴァイオリン・ピアノ版の『ピーターと狼』を収録した録音は2023年『レコード芸術』特選盤に選ばれている。

 

2005年より所属する『レ・ミュージシャン・デュ・ルーブル(ルーブル宮音楽隊)』や同年より首席を務める『ヌーヴェル=アキテーヌ室内管弦楽団』ではソリストも務め、2022年に発売されたメシアンの大曲『渓谷より星々へ』の録音では新鋭のジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)、アデライード・フェリエール(グジロリンバ)と共にその演奏が絶賛を受ける(ル・モンド紙、クラシカ、ディアパゾン、テレラマ…)。また2010年に自ら立ち上げたアンサンブル『ムジカ・ニゲラ』では指揮者として数多くのオペラ、コンサートを指揮、2019年より毎年リリースしているディスクを通じて『フランス音楽に深い造詣を持つ貴重な指揮者の一人』としての地位を確立している。2022年9月にはソロ・ホルン奏者として参加した前述のメシアンの録音と指揮をしているムジカ・ニゲラの『フォーレ・ドラマツルギー』が同時にル・モンド紙の特選盤に選ばれるという快挙を果たした。笈田ヨシ、ミレイユ・ラロッシュ、ジャン=フィリップ・デルソー、ヴィクトリア・デュアメル等数多くの演出家の信頼を得て今までに指揮したオペラ公演の数は60を超える。またフォルジュルネの主催者ルネ・マルタン氏に招待されナント、新潟、東京、鳥栖の各地で指揮をした他、ヴェネツィア・マリブラン劇場(オペラ・フェニーチェ小劇場)、マルタ島マノエル劇場等でもオペラを指揮している。2023年12月には由緒あるルーアン学士院より優秀なアーティストに贈られる『アンリ・イー賞』を日本人として初めて受賞した。

 

教育者としても知られ、2005年より2015年までカシャン国立音楽学校教授、2017年に愛知県立芸術大学客員教授、2018年より2024年までボルドー国立地方音楽院教授を務めた。また2024年にはナチ迫害に苦しむユダヤ系ポーランド人歌手の苦悩を描いた初の小説『眠れ、眠れ、眠れ!』が演出家ルノー・ブータンの脚色で舞台化され話題を呼び、文筆家としての活動も始めている。

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